ブラック企業の可能性が高い企業の特徴、4つをまとめました。
転職を考えていて、転職先がブラック企業だった、なんてことは避けたいですよね。
まず初めに伝えたいのは、ブラック企業に定義というのは存在しません。
〇〇だからここはブラック企業だ! と言うことができないということです。
その為、自分から見ればブラック企業に見えたとしても、他の人からみればそんなことはない。もしくはうちのほうがもっとブラックだ! と言い争いになる可能性もあります。(それもそれでまずいですが、、、)
定義が決められていないわけですが、多くの人が想像するブラック企業のイメージを代弁して、今回は説明を進めていきたいと思います。
以下、独断によりブラック企業の可能性が高くなると思われる前提条件を3つあげています。
当てはまる項目が多くなればなるほど、漆黒に近づいていきます。
①ハラスメントが常態化している。(長時間労働、その他ハラスメントが黙認)
②違法労働が行われている。(残業代未払い、手当の未払い等)
③採用・離職が頻繁に繰り返され、社員が使い捨て状態になっている。
以上になります。
……どうでしょうか? ドキッとした方は要注意です。
それではここから、入社前にブラック企業を見分ける方法について解説をしていきます。
ブラック企業の可能性が高くなる4つの特徴
あくまでこれから紹介する4つの特徴に当てはまると、ブラックである可能性が高くなる、ということが前提です。
特徴に当てはまったからといって、必ずヤバい会社である、というわけではないので先にご承知おきください。
それではスタートです。
離職率が高い
どうして離職率が高いのか、という理由を考えて見ましょう。
この企業で働くとたくさんスキルアップができて、次のステージに羽ばたく為の養成所のような役割を担っている!
そんな都合の良い会社ありませんよね?
離職率が高いのにはそれだけ多くの社員から、辞めたいと思う、思われる理由があったから、です。
ハッキリとした理由がわからないにしても、どんどん人が辞めていく企業の方が好印象とはなりません。
離職率は就職四季報で確認できますが、こちらは有料になります。
おおよそで判断したい場合は、平均勤続年数を使いましょう。
平均勤続年数の平均(ややこしい)が約12年とされていますので、自分が希望している転職先の平均勤続年数が12年を大きく下回るようなら、要注意ということです。
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過去に法令違反をしている
過去に法令違反をしたことがある企業には少なからず注意をしましょう。
大手企業であれば尚更です。
理由としては以下の通りです。
①法令違反をしてもいい。多少なら大丈夫、という会社の風習になっている可能性が高い。
②今後も何度も繰り返す可能性が高い。もしくは今もしている可能性がある。
③大手企業ほど、根強くその文化が残っている可能性が高い。
解説すると、一度悪いことをして世間的に怒られて、わかりました明日から心を入れ替えて邁進します。
そんな企業が世の中にどれほどあるか、ということです。
そもそも、法令違反が常習的になっている会社であれば、世間で取り上げられた違反以上に、裏では法令違反をしている可能性が高いと言えます。
起業したての小さな会社などであれば、本当にその法令を知らなかった、という理由も可能性としてはありますが、大手であればその可能性は薄いでしょう。
また、歴史ある会社であればあるほど、常習的になっている文化を改善させるのは難しいことが予想されます。
違法労働などもしている可能性が高くなる為、過去の法令違反の有無は、一つのチェックポイントと言えるでしょう。
※「会社名 法令違反」で入力すればほとんど洗いざらいでてきます。
異常に給料が高い
高い安いは人の感覚にもよりますが、更に事欠いて「未経験者歓迎!」のようなことが書かれている場合は注意をしましょう。
高額な給料を提示しておきながら、中途で未経験者でもOK!
嬉しい! え、でもなんで?
甘い話しには罠がある、かもしれない。こういう感性を身につけましょう。
そもそも、中途採用というだけで本来は企業側にリスクがありますし、ほとんどの場合は即戦力を求めます。
その為、未経験者歓迎! なんてことは口が裂けても書かないはずなのです。
それに輪をかけて高額な給料。
つまり、こういう条件にまでしないと人を集められない企業、と自分で言っているようなものです。
すべてがすべてそうであるわけではないかもしれませんが、こういう文言で募集をしている企業は、多少なりとも怪しいと思った方が無難でしょう。
年から年中採用活動をしている
ここまで読んでくださった方なら説明は不要かもしれません。
いつ見ても採用活動をしている企業について、立ち止まってよく考えて見ましょう。
……普通に募集しても人が来ないんでしょうね。
もしくは入社する人間よりも退職する人間のほうが多い可能性が高くなります。
しかしこれは、必ずしも上記が該当するわけではありません。
急成長している企業などにおいては、いくら人を雇っても足りない、という状況も0ではないので、その他の企業ステータスと並行して確認するようにしましょう。
まとめ
以下、まとめです。
①離職率が高い。
②過去に法令違反をしている。
③異常に給料が高い
④年から年中、採用活動をしている。
これらの項目に当てはまるからといって、必ずしもブラック企業、ヤバい企業であるということはありません。
あくまで、企業選びのチェックポイントの一つだと思って頂ければ良いかと思います。
企業選びには転職サイトなどをオススメしますので、下の過去記事も参考にして頂ければ幸いです。
最終的には自己判断、という無責任な言葉になってしまいますが、どうして? なぜ? という考える力を身につけるようにしましょう。
転職に関わらずですが、甘い話しには罠がつきものだからです。
それでは今回はここまで♪ 閲覧ありがとうございました。