転職の面接って何を聞かれるんだろう? 新卒とは違うし、難しい質問も多いだろうな・・・。何を準備していけばいいんだろう・・・。
そんな悩みに答えます。
★本記事の内容
・面接の流れは大きく分けて6つ
・質問への対策、具体的な回答例
・面接のポイントは転職エージェントが教えてくれる
この記事を書いている僕は、32歳で転職エージェントを使い、年収200万円アップの転職に成功しました。
前職では休日出勤も多かったのですが、今では完全週休二日制となりプライベートも満期させています。
ちなみに自慢ですが、新卒時も含め面接で落ちた経験はありません。
面接まで進めたのであれば、ポイントを絞って準備をしていくことで各段に内定率は上がります。
転職活動中、数多くの有名転職サイトや転職エージェントの助言を集め、ほとんどの企業の面接の流れが一致していることがわかったので、今回はそちらを紹介になります。
この記事を最後まで読めば、不安など一切なく面接に挑めるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
面接の流れは大きく分けて6つ
面接の流れは大まかにわけて以下の6つです。
この間に雑談のような会話が挟まれる場合もありますが、必ずこの流れに沿って進みます。
① 入室+自己紹介
② 現在の仕事内容、職務経歴
③ 志望動機
④ 転職理由
⑤ 逆質問
⑥ 退室
質問への対策、具体な回答例
①入室+自己紹介
基本的なことですが、念のためおさらいです。
面接の部屋の前まで先導の担当者が案内してくれます。
部屋の前にたどり着くと、先導の担当者がどうぞ、と促してくれるはずなので、扉を二回、ノックしましょう。
「どうぞ」と声が聞こえたら「失礼致します」の声とともに扉を開け、すぐに面接官の目を見ます。
「本日は宜しくお願い致します」と大きな声で挨拶をしましょう。
面接官から着席を促されてから椅子には座ります。
次に「簡単に自己紹介をお願いします」と必ず言われます。
これは、45秒~多くとも1分程度で済ませましょう。
「〇〇と申します。本日はお忙しいところ、貴重なお時間頂き誠にありがとうございます。私は現在、〇〇という会社に〇年、勤務しております。具体的な仕事内容としては、主に〇〇という業務を担当しておりますので、〇〇ということを得意としております。本日は、宜しくお願い致します」
ここは自分のやっていることなので、誰でも話せます。
なので、面接官が見ているポイントは、完結に話を纏めれるか、というところが着目点です。
以下、これまでの会話だけを纏めました。面は面接官、自は自分です。
面:「どうぞ」
自:「失礼致します」
自:「本日は、宜しくお願い致します」
面:「お座りください」
自:「失礼致します」
面:「それではまず、簡単に自己紹介をお願いします」
自:「〇〇と申します。本日はお忙しいところ、貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。私は現在、〇〇という会社に〇年、勤務しております。具体的な仕事内容としては、主に〇〇という業務を担当しておりますので、〇〇ということを得意としております。本日は、宜しくお願い致します」
②現在の仕事内容、職務経歴
ダラダラと今までの職務経歴などを長く話す必要はまったくありません。
ここで伝えるべきことは、自分は企業側の募集要項にあっている人間です、ということです。
僕の事例を下記に載せますので、自分の業務内容に置き換えて考えて見ましょう
僕の経歴は工場での電気保安業務+老朽設備の更新、改善。企業の募集要項もほぼ同様の内容です。
面:「それでは、現職の仕事内容を簡単に説明してください」
自:「はい。私は〇〇工場の電気保安業務と老朽設備の更新をメインで行っております。老朽設備の更新では、計画の立案、予算の申請から、施工管理までを担当しています。直近ですと、大型の変電設備の更新なども実施しており、数億円規模の工事経験もございます」
面:「おおー素晴らしいねー。よし、採用!」
最後の面接官のセリフは冗談です。笑
ここでのポイントは、全体の仕事内容 ⇒ そのなかで自慢できること 、の順番に話すことです。
面接に限らずですが、全体から細かい焦点にもっていく方が、話の流れとしてわかりやすいのが一般的です。
注意点は、自慢するポイントを長々と話さないこと。具体例を一つあげる程度で十分ということです。
いかなる質問に対しても、簡潔にまとめる、ことを意識しましょう。
③志望動機
志望動機も必ず聞かれる質問ですが、この質問の意図を考えたことがあるでしょうか?
簡単に言ってしまえば、「こいつ、転職するんだよな。うちの会社に入ってもまたすぐに辞めるんじゃないか?」
言葉遣いはあれですが、要はずっとこの会社で働いてくれるか、の確認です。
志望動機が不明確だと、結局はどこでもいい、ある程度の給料の条件があう会社が見つかればすぐにまた転職する、と疑われます。
なのでポイントは、「私はあなたの会社の〇〇が惹かれました。なので一生ついてきます」ということを伝えることです。
つまり、その企業の独自性の部分を推すがポイントになります。
しかし何を隠そう、この質問は意外と厄介です。
なぜ厄介かの理由も明確で、本音を言ってしまえば「あんたの会社の独自性ってなんだよ!」って逆質問したくなるぐらい、その会社だけが持っている特徴、っていうのを見つけるのは難しいんですよね。
こればっかりは企業ホームページを調べましょう。
僕が参考にしたのは、「経営理念」(企業理念の場合もあり)です。
経営理念とは、経営者の経営哲学や信念、行動指針や目的などを明文化し、その企業が果たすべき使命や、基本姿勢などを社内外に向けて表明するものである。 ※wikipedia 引用
堅苦しい言葉はさておき、会社が公表している目的、目標に対しての行動指針です。
公表していることもあって、その会社独自の強みを掲げている会社も多くあります。
そこから引用しちゃいましょう。
これを引用する強みは2つです。
①経営理念は社長の言葉の為、それに独自性がないとは言えない。
②面接前に、企業ホームページを調べていることが伝わる。
ズルい発想ですが、その独自性を面接官が否定するわけにはいかないわけです。
これに対して、「その理由なら他者でも・・・」なんて言ってきたら、「え? 他者と同じようなことを経営理念に掲げているんですか?」と言い返しましょう。
④転職理由
これを聞くことが面接のテンプレになっていますが、確認したいことは【③志望理由】と同じです。
転職理由が不明確だと、うちの会社にきてもまた転職するんじゃない? そう思われてしまいます。
ここでのポイントは2つです。
①現職への不満を言わない。
②前向きな理由を伝える。
①現職への不満については、転職後も新しい不満が生まれたらすぐに辞める、と思われるからです。
まあ実際には、何かかしら不満があって転職する、というのは薄々面接官もわかってはいますが、それを口に出すのか出さないのかを確認しています。
「うん、君は正直者だから採用!」のパターンはレアケースですので、口にしないことをオススメします。
ではなんと答えるか?
仕方ないので、現職と転職する会社、両方を褒めてあげましょう。
面:「転職の理由を教えてください」
自:「はい。実は現職についても、とてもやりがいのある仕事だと今でも思っております。具体的に〇〇と言った点も素晴らしい点の一つです。しかし、現職の会社以上にキャリアアップや技術力の向上を目指せると思ったからです。理由としましては、〇〇がより優れているというところになります」
今の会社は100点、あなたの会社は120点!
これくらいの回答をオブラートに包みながら答えれたのであれば、内定は目前です。
⑤逆質問
「なにか質問はありますか?」 これも必ず聞かれます。
同時期に何人も面接をしていて、全員がここまでほぼ同じレベルの回答をしていたとすると、最後に微差で勝ち残るポイント。
それ以外の状況であれば、なにか質問がなければ不採用、となることはありません。
あとで振り返って、「あそこで質問しておけば・・・」。
違います。そこまでに決着はついています。
決着はついていますが、せっかくなので、100点からの101点を目指して、熱意が伝わる質問を用意しておきましょう。
ちなみに僕は、電気の専門的なことを質問してみて、相手を困らせた経験があります。
この場合は逆にマイナス点になっている可能性もあるので、変な質問はやめておきましょう。
⑥退室
面接が最後まで終了しても、最後まで気を抜かないようにしましょう。
立ち上がり面接官の目を見て、「本日は、誠にありがとうございました」と、扉から去る寸前、駄目押しで面接官の方に振り返り目をみて、「失礼致します」
これで完璧です。
終わりよければすべてよしにはなりませんが、最後まで好印象を保つようにしましょう。
面接のポイントは転職エージェントが教えてくれる
ここまで説明してきた内容は、もっと細かく転職エージェントが教えてくれます。
以下、実際に今の会社に転職する前に、転職エージェントの担当者から貰ったメールになります。(会社情報が特定できるような部分は伏せています)
<二次面接(最終面接)に対してのメール内容>
一次面接の感触も含め、二次面接の準備をお願いします。
一次面接と被る内容もありますが、経歴書に沿って質疑応答となりますので、アピール出来そうな技術に関しては回答できるようご準備ください。
また、応募する職務内容の理解や、志望動機・意欲についても意識してご対応ください。
何故転職するのか、なぜ〇〇会社に応募するのか、の確認もあります。
〇〇会社に転職しても発生しそうな転職理由は避け、一貫性を意識した回答をご準備ください。
また、面接の場で質問する場があれば、企業側として意欲が高いと認識されるケースもあります。
想定される質問内容は、仕事内容、転職理由、企業への志望動機、自身の強み、スキルなどですので、ご準備頂くようお願いします。
これでもかなり割愛していますが、かなり丁寧に教えてくれます。
直接、転職エージェントの担当者とやりとりをしているので、これに対して質問をしてさらに準備をすることも可能です。
僕が利用した転職エージェント、メイテックネクストのリンクを張っておくので、参考にしてみてください。
もちろん、最後の最後まで無料です。
これから転職活動を考えている人は、転職エージェントの利用は必要不可欠です。
その理由は過去記事に乗せているので、そちらも是非覗いてみてください。
今回はここまで!