【電験三種 理論攻略編】 これさえ受かれば電験三種は合格目前!?

電験三種において、最大難関と言えるのが『理論』科目です。

理論が合格できなかったが為に他の科目が復活してしまい、最終的には電験三種を諦めてしまうという人が後を絶ちません。

それほど凶悪で鬼門とも呼ばれる理論科目ですが、ここさえ突破できれば電験三種の合格は目前です。

本記事では理論科目が難しいとされる理由と、合格までの勉強法を紹介していきます。

 

この記事を書いている僕、くるむの自己紹介です。電験三種、電験二種ともに試験合格をしています。学生時代は決して勉強ができたわけではなく大学も留年経験あり。電気の勉強は社会人になってからコツコツと始めました。なにが言いたいのかと言うと、難関とされる電験ですが、要点を押さえ勉強をすれば、誰でも合格できるということです。

 

理論合格で電験三種合格は目前

電験三種の鬼門である理論科目ですが、冒頭にも記載した通り、これさえ合格できれば電験三種合格は目前と言われているほどです。

令和3年度の電験三種受験者は37,765人、合格者数は4,357人でした。

合格率は11.5%ほどですが、例年10%を下回る本試験においては、合格率はやや高めだったと言えます。

 

では次に、それぞれの科目合格の内訳を見てみましょう。

電験三種は理論、電力、機械、法規と4科目がありますが、令和三年度のそれぞれ科目別合格率は以下の通りです。

理論の科目合格率、6.7%・・・ (゜д゜)

一際輝くその数字は、電験三種の合格率を下回る結果となっています。

なかなかにひどい結果ですが、理論科目については例年、このような悲惨な結果が報告されています。

電験三種が難関と言われる理由の一つに、その膨大な試験範囲がありますが、この結果から見るに、理論科目が合格できずに電験三種を落としてしまう人がほとんどになります。

どんなに他の三科目で高い得点を叩き出したとしても、理論が合格できなくては一生、電験三種を取得することはできません。逆に言えば、理論科目さえ初めに合格してしまえば、あとの科目はそれほど苦戦せずに合格までいける、ということになります。

 

 

理論科目が難しいとされる理由

理論だけが突出して範囲が広いとか、そんな理由はありません。

この科目が最も難しいとされ、いつまでたっても合格率が上がらない理由は、応用的な知識が問われる問題が非常に多く、過去問を暗記しているだけでは絶対に合格できないようになっているからです。

応用的な知識、というのは、決して範囲外からも出題される、などではありません。

公式を暗記しているだけでは解けないような問題が多く、その公式の意味を本当に理解しているのか? どの場面でどこに当てはめて使うのか? これが、応用的な知識になります。

特に電磁気や電気回路ではこの部分を聞いてくる問題が多く、ただ公式を使い解くような問題よりも、公式の意味を理解しているか、ということを確認する為の、文章形式の選択問題も頻繁に出題されています。

また、過去問とまったく同じ問題が出題されることはほとんどなく、過去問10年間分をみっちり勉強しました! という人でも、あっさりと落とされてしまいます。

これらの理由より、どうやって勉強をすればいいのか? どこにポイントを絞って勉強すればいいのか? がわからず、合格率は断トツの最下位をキープしているということになります。

 

攻略に必要な勉強法と参考書

公式を覚えても駄目!過去問をやっても駄目!

じゃあどうやって勉強すればいいの!?

安心してください。僕ですら電験二種まで合格しているので、これを読んでいるあなたが合格できないわけがありません。

【出題傾向を知る】

理論科目ではどのような問題が出題されているか、改めて考えたことはあるでしょうか?

令和3年度ではA問として、電磁気が5問、直流・交流の電気回路が5問、電子工学範囲が3問、電子計測が1問。

B問として、三相交流回路で2問、電子計測で2問。また、選択問題として、コンデンサ2問 or 電子計測2問。

A問が14問、B問題は6問で、合計20問になります。

配点はA問、B問ともに1問5点ですから、ぴったり100点満点。このうち6割、つまり14問を正解すれば合格となります。

例年、この傾向から大きくずれることはありません。

【勉強のポイント】

上記の出題傾向で、どの問題で点数をとって6割にするのか考えて見ましょう。

効率よく得点をアップさせたいのであれば、まずは電磁気、電気回路の勉強になります。

令和3年度で言えば、それだけで10問がA問で出題されており、B問の三相交流回路2問、選択問題のコンデンサ2問もその延長にあります。

ぶっちゃけ、それだけで14問あるわけですから、そこさえ落とさなければ70点で余裕の合格です。

・・・なのですが、電磁気は毎年1問、凶悪な問題がだいたい1問目に現れます。ラスボス級の問題です。

どういう意図なのかそういう意図なのか、1問目に戦意をそぐような問題構成になっているのです。

電磁気についてはB問含め、4/7 程度をとれればいいほうだと思います。

電磁気は静電容量とコンデンサの問題に重点をおいて勉強しましょう。

コンデンサの問題は間違いなく毎年出題され、応用問題としての出題にも限界がある為、比較的得点をしやすい分野となっています。

次に電気回路もほぼ同様の理由で、応用問題が作りにくい分野です。

特に、交流三相回路は毎年同じような問題ばかり出題されているので、毛嫌いせずに確実に理解しておくようにしましょう。

電子計測や電子工学はおまけ程度で、とにかく電磁気と電気回路、この二分野を徹底的に勉強すること。

これが理論科目合格への近道と言えるでしょう。

【必要な参考書】

理論を勉強する為に必要な参考書としては、『完全マスター』を圧倒的にオススメします。

完全マスター 電験三種受験テキスト 理論(改訂3版)

『これだけシリーズ』もオススメしてきましたが、理論合格を目指す人にとって、この本は欠かせない最強のバイブルと言えるでしょう。

公式などについてもどうしてその計算式になるのかわかりやすく記載されており、電磁気、電気回路についての深堀もこの本以上の参考書は見たことがありません。

僕も電験三種、電験二種ともに完全マスターを活用しました。

膨大な内容が書かれている参考書になりますが、めげずに信じて完全マスターで勉強をすれば、理論合格はそれほど難しいものではなくなるはずです。

 

 

理論合格の次に目指す科目は?

理論の勉強に余裕がでてきたのであれば、次には機械科目の合格を目指しましょう。

ある意味、出題範囲は最も広い科目とされているので、こちらもコツコツと勉強を積み重ねる必要があります。

但し、理論ほど応用問題の幅が広くないため出題傾向さえ理解できれば、目に見える合格率ほど実際の合格は難しいものではないと思います。

機械についても『完全マスター』をおすすめしますが、まずは広く浅く知識を習得したいのであれば、『これだけシリーズ』から始めるのもいいでしょう。

完全マスター電験三種受験テキスト機械

これだけ機械 (電験3種Newこれだけシリーズ)

僕が電験三種、電験二種ともに苦労した経験があるからこそ、電験を目指す人には絶対に合格してほしい! と強く思っています。

電験三種は難関国家資格とされていますが、諦めなければ誰でも合格できる資格+人生を変える資格の一つです。

これからも参考になるような情報を配信していきますので、合格目指して頑張っていきましょう☆

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