転職をしたいけど何から始めればいいのかわからない。
そんなあなたは、まず転職をするまでの全体感を把握しましょう。
今回は、転職活動から実際に転職するまでの転職スケジュールと、転職を失敗しないための3つポイントについてお伝えします。
Contents
転職スケジュール
転職は、大きく分けると3つ工程に分かれます。
①事前準備 : 2ヶ月
②志望企業の決定、応募~面接 : 2ヶ月
③退職手続き : 2ヶ月
それぞれおおよそ必要とする期間は2ヶ月。
そのため、転職活動を始めてから次の企業に転職するまで、トータルで約6ヶ月程度が必要となります。
では次に、それぞれの工程の詳細を説明していきます。
事前準備
事前準備は、企業の情報収集がメインになります。
国内には約400万の企業があると言われていますが、その中から自分に適した企業を探すのは至難の業。
その為、多くの人は転職サイト、もしくは転職エージェントを活用します。
転職サイトと転職エージェントに違いについては過去記事を参考にしてみてください。
転職サイトなどから送られてくる企業情報の他、ネットで簡単に見れる口コミなども確認しながら、最適な求人を見つけるようにしましょう。
企業選びで失敗してしまった時点で、その後の面接が上手く行こうが退職手続きが円滑に行こうが、転職としては失敗、なのですから。
目安として期間を2ヶ月にしていますが、ここには多くの時間をつぎ込んでも構いません。
とにかく早く情報収集を始めて、世の中の企業情報を集めましょう。
オススメの転職サイトについても過去記事で紹介しているので、ぜひ参考に。
付け加えると、転職活動自体はノーリスク(費用なし、会社にバレる心配なし)の為、できる限り早く動いたほうがお得です。
志望企業の決定、応募~面接
志望企業が決まったら、次は応募の段階に進みます。
応募~面接については必要書類がいくつかあるので、応募前に一通り準備できていれば焦らずに面接の準備をできるかと思います。
必要書類関係については、こちらが参考になります。
応募をして書類選考が問題なければ、面接へと進みます。
求人を出している企業は、一刻も早く良い人材を集めたいと思っているところがほとんどです。
そのため、応募から面接までの流れはかなり早いものと思っていた方がいいでしょう。(一番早い日程でいつ面接できるか、と聞かれることもあります)
企業にとってもダラダラと採用活動をしたくないのが本心です。
応募前に、面接可能な平日の日程、を考えておくと、よりスムーズに転職活動が進めることができます。
企業により面接回数は様々ですが、大手企業でも2回が一般的です。
応募から一次面接、通知、二次面接、内定までで、早ければ2ヶ月もかからないで終了します。
内定、退職手続き
内定が決まった時点ですぐに回答をせかされるのは、その企業に行くかどうかの意志表明の回答です。
二回も面接をしておいて何を今さら、と思うかもしれませんが、なかには最終面接をしておきながら、やっぱり辞退します、なんて人もいるそうです。
明確な理由があるのであれば仕方ありませんが、企業にも大きな迷惑をかけることになるので、応募するときには確固たる強い意志を持って応募するようにしましょう。
また、内定後の最大の関門は退職手続きです。
後輩への引継ぎなども考慮し、最低でも退職1ヶ月前(できれば2ヶ月前)には、会社に退職の意志表明をしましょう。
失敗しないための3つのポイント
転職を失敗しないためのポイントは、前述の『事前準備』で決まります。
ポイントは大きくわけて以下の3つです。
①転職の軸を決める
②企業の情報収集
③いつまでに転職したいか?
転職の軸を決める
言いかえると転職の目的です。
自分は何が目的で転職をするのか? ということになります。
ただ漠然と転職したいなぁ、という気持ちでは、内定後に気持ちがぶれる可能性も0ではありません。
給料をアップさせたい、もっとやりがいのある仕事をしたい、東京で働きたい、など、理由は人それぞれです。
どうしても転職の目的が決められてない人は、現職への不満からアプローチしてみましょう。
不満に対して具体的にどうなればその不満が解消されるのか?
それが転職の目的になります。
企業の情報収集
転職の軸が明確になっていれば、それほど間違った企業選びにはならないはずです。
企業情報は前述している通り、転職サイトやエージェントを活用しましょう。
また、興味がある企業が見つかった場合は慌てて応募するのではく、送られてくる企業情報の他、口コミなど様々な角度から情報収集することをオススメします。
どんな企業でもいいところもあれば、悪い一面もあります。
そのなかで、自分が許容できる範囲で志望企業を絞っていきましょう。
いつまでに転職したいか?
明確な目標を決めることで、転職活動の意欲が向上します。
いずれ必ず転職すると決めているのであれば、早ければ早いにこしたことはありません。
転職をする人にとって、自分の年齢というのも武器の一つになるからです。
だらだらと転職活動を行うのではなく、明確なゴール地点を定めて行動することをおすすめします。
転職活動は積極的に行うべき
今の時代、転職活動は積極的に行うべきだと考えています。
というのも、一つの企業に固執する理由があまりないからです。
また、現職を続けながら転職活動を行っても一切のリスクがないのも一つの理由になります。
転職サイトに登録しても費用が発生することはまずないですし、転職活動がバレるということも、自分から話さない限りありません。
仮に転職の面接をして不採用だったとしても、その為の活動では多くの企業情報を得られ、自分にとっての経験値になります。
デメリットであげるとすれば、面接の為の交通費などが一次面接では自分で払う必要がある、といったところでしょう。(企業によります)
この記事を参考に、転職活動の一歩を踏み出して頂ければ幸いです。