2021年11月14日、明日は電験二種の二次試験が実施されます。
思えば去年の今頃、僕もこの試験を受験し合格しました。
この試験に対してはいろいろと思うところがあるので、振り返りながらつらつらと綴ろうかと思います。
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電験二種 二次試験
当ブログでも度々紹介している電験三種ですが、その次ステップとなるこの電験二種。
一次試験は例年8~9月あたりに行われていますが、そこを突破した人にだけ与えられる最後の試練。
それが電験二種の二次試験です。
電験二種に合格したいという人にとって、悪魔のような最終関門になります。
そもそもですが、電験二種は一次試験の合格率は25%程度。
電験二種の受験者のほとんどは、電験三種を合格した人が受験しているわけですから、この合格率はかなり悲惨な結果です。
では、電験二種の二次試験はというと、、、同じく25%前後になります。
つまり、一次試験の約1/4の合格者が、更に二次試験で1/4にふるい落とされるため、実質合格率は軽く一桁となります。
これらから見ても、電験二種がどれだけ難関の国家資格であるかということがわかります。
すべての力を出し尽くせ!
いわずもがな、ですが、これだけ難関とされている電験二種という国家資格。
こんな難しい資格を試験合格したとなれば、資格価値以上の達成感が得られます。
思い返せば去年の二次試験前日、都内某所のホテルで独特の緊張感を味わいながら過ごしていました。
それと同時に、「明日の試験に合格できれば人生変わる!」、そんなワクワクした気持ちを同居させながら。
僕の場合、去年の二次試験は4回目の試験でした。
どういうことかというと、一次試験の4科目に合格した場合、その年の二次試験と翌年の二次試験、2回のチャンスを得ることができます。
僕が初めて二次試験への挑戦権を獲得したのは今から約4年前。
二次試験に二度挑むも、どちらも惜敗、もとい惨敗だったのを覚えています。
「もう諦めようか・・・」正直そんな気持ちも脳裏によぎりました。
だって、また一次試験を4科目合格するところから始まるんですからね! やってられないよ!
不合格の通知を見た時は一人、部屋で泣いたのも覚えています。
もう諦めたかったんですけどね、ほんと。諦めて楽になりたいって。
でも、なんででしょうね? どうしても諦めきれませんでした。
社会人になってからコツコツと勉強を始め、その当時で4年間くらい経過していましたが、ここで諦めたら今までの勉強してきた自分を否定してしまうような気がしてならなかったのです。
もちろん、資格がすべてではなく、積み重ね勉強してきた知識は確実に役立つものです。
だけど、やっぱり形で残したい!
身に染みてわかったこの超難関国家資格に合格して、最高の達成感を得たい!!!
その一心で、また一次試験から再スタートを始めたのです。
その後、一次試験を2年かけて4科目合格、2年前の今頃、二次試験に挑み不合格。
そして、1年前の4度目の二次試験、すべての力を出し尽くし、ついに合格という栄冠をつかむことに成功したのです。
選ばれしものに与えられる挑戦権
電験二種の二次試験は、一次試験の狭き門を通過した、選ばれしものにだけ与えられる挑戦権です。
このステージにたてるだけで、誇りに思っていもいいぐらいだと、会社の先輩からは言われました。
でも、まさしくその通りだと思います。
先にも書いたように、二次試験の受験者は、そのほとんどが電験三種に合格した人が受験していると言えます。
その人たちが受験しても尚、一次試験には4人に1人しか通過できない試験なのです。
ちなみに、電験三種の合格率は10%を下回ります。
これだけ見ても、どれだけ凶悪な試験なのか、ということがわかります。
それに加え、さらに二次試験でも4人に1人へとふるいをかけられる。。。
もはや悪魔です。悪魔的です。
でも、だからこそ、電験二種の二次試験のステージに立てているということ、その挑戦権を獲得できたということに、まずは誇りを持っていいと思います。
そして、ここまで来たんだから、、、やはり狙うは合格ですよね!
過去記事でも何度も紹介してきていますが、電験の資格は『人生を変える資格』です。
これは紛れもない事実になります。
今の仕事を続けるにしても転職するにしても、これから定年になる人にとっても、等しくそれだけの力がある資格です。
電験二種の二次試験は明日になりますが、受験できる人はみな、最高のパフォーマンスで挑み、是非とも合格を掴みとってほしいと思います。
あなたがイメージする最高の未来をその手に!